いろんな資料せん

取引資料せんにはいろんな種類の資料せんがあります。資料の入手先別で分類しますと、各企業から提出を義務づける「法定調書」、税務職員が独自に集める「内部資料せん」があり、重要度に応じて「重要資料せん」とそれ以外の「一般資料せん」に分かれます。

取引資料せんの極端な場合は、1枚の重要な資料せんの解明だけに企業を訪問するケースもあるのです。税務当局には、様々な所からあらゆる資料が集まってきます。その中でも税務職員が独自に集めた「内部資料せん」、「重要資料せん」が重要視されています。このように「資料せん」が重要視されるのには理由があります。例えば、建設業界に特に多いのは、バックリベートに関する資料せんです。このようなバックリベートが発生するのは、この業界がもともと、お金の流れの上流からの圧力には極めて弱い体質だからです。

また、共謀している会社はこの「資料せん」を基に、次々に税務調査に入ることになります。2、3月の確定申告期にマスコミを賑わせることが多いのは皆さんもよくご存知だと思います。確定申告時に医療費の領収書を添付していますが、それは医者にとっては売上なのです。病院の調査にとっては当然有効な資料せんになるわけです。

また取引資料せんではありませんが、タレコミ(リーク情報)も重要な情報という点では取引資料せんと共通点があります。インターネットから国税庁ホームページへの投稿メールであったり、税務署及び国税局への投書等が頻発しているといいます。内容は会社内の売上脱漏の手口を詳細に解説したものであったり、架空人件費が計上されているのまで様々です。内容に信憑性が高いと判断される場合は、税務調査のきっかけとなります。

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